自動車豆知識
自動車リサイクル法
自動車リサイクル法とは、使用済みとなった自動車から出る有用部品をリサイクルすることで、環境を保護するための法律のことです。
具体的にはオゾン層の破壊につながると言われているエアコン触媒のフロン類や、爆発物であり処理が難しいエアバッグ類、また部品を取り外した後に自動車を破砕して生じるシュレッダーダストなどを適切にリサイクル処理することを、自動車メーカーに義務づけるもので、2005年1月から施行されました。
リサイクル料金はユーザーの負担となり、新車購入時か、すでに現在自動車を所有している場合は2005年1月以降の初回車検時に支払うことになります。
車庫証明
車庫証明とは、自動車の保管場所の証明書のことで、自動車の保管場所を記した地図を所轄の警察書に提出し、承認を受けると証明ステッカーとともに証明書が発行されます。
また駐車保管場所は自宅から2km以内であることが条件であり、貸し駐車場などの場合は駐車場管理者の承諾書や印鑑も必要となります。自動車の購入・登録手続きの際に、必ず必要となる書類です。
運転免許証の番号
運転者の管理業務を的確に行うため、免許証には12桁の番号が振られています。この番号は免許証を更新しても、新しい車種の免許を取得しても、住民票を変更しても、この番号は変わることはありません。
免許証の12桁の番号の一番右の末尾番号は,免許の紛失等での再交付回数で、左から3桁4桁目が初交付された年の西暦の下2桁 で表示されています。
エアコンの使い方
夏の使い方
内気循環でエアコンの効きを良くして使いましょう。
※ただし、タバコを吸うときは、エアコンの効きを犠牲にして外気導入にし、窓を少し開けます。エアコンの効きは、とても悪く、燃費も悪くなります。
冬の使い方
外気導入で、窓を少し開けて使いましょう。
※タバコを吸っても大丈夫です。暖房能力は大きいので、大きな寒波の時でなければ、暖房の効きに問題はありません。
車内の空気循環は「外気導入が基本」です。常にフレッシュな外気を入れ、車内の空気を入れ替えた方が臭いがこもらないからです。しかしエアコンをつける時だけは、内気循環にします。外気導入にしてエアコンをつけると、熱い外気が入ってしまい、その熱い外気を冷やさなければいけません。このため、エアコンを機能させるために使うコストが高まり、それを回すエンジンの負担がとても大きくなります。
つまり「内気循環」は、エアコンを付ける時だけに使うエアコンのための循環方法です。エアコンを使わない時は、外気導入にしましょう。
ナンバープレート
車のナンバープレートには複数の色があります。
まず、一般的に知っている色は当然、白地に緑色の文字ですね。これは軽自動車を除く自動車のナンバープレートですが、白地のナンバープレートは「自家用」という意味です。
「自家用」と訊くと、会社でなく個人と思われますが、簡単に説明すると「自分の為に使う車」の解釈となります。
では「他人の為に使う車」とは緑地に白色の文字です。
これは営業用となり、お金を貰って動かす車。と解釈してください。お金を貰って荷物を運ぶ。お金を貰って人を運ぶ。これが営業用です。
※軽自動車の自家用は黄地に黒文字、軽自動車の営業用は黒地に黄文字。
この2種類ですが、ナンバープレートの下地の色以外にも「いわき 500 あ 1234」と「ひらがな」の部分が「あ行」「か行」は営業用で緑色の下地になります。ただ「あ」と「お」は類似しているので、「お」→「を」となります。
自家用白ナンバーは「さ行」から始まり、「し」「へ」「ん」はありません。ですからあ行・か行など「ひらがな」だけで自家用と営業用を判別することが可能です。
みなさん良くご存知だと思いますが、「わ」はレンタカーとなります。ちなみに北海道のレンタカーは「れ」なんです。
自動車のボディの種類
自動車のボディには様々な形がありますが、セダン、ハードトップ、クーペ、ステーションワゴン、ワンボックス、ミニバン、クロカン、SUV、ピックアップ、ハッチバック、オープンの11種類に分類することができます。
それぞれの特徴や利点はお店にておたずねください。
自動車にかかる税金
自動車にかかる税金には、購入時に支払う「消費税」、「取得税」と、毎年1回支払う「自動車税」、車検ごとに支払う「重量税」などがあり、支払う方法も金額も車の種類によって違います。